事業・戦略

目標を達成するために知っておくべき17のこと

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この記事のテーマは、「目標達成」です。
あらゆる局面で、目標を達成できるかどうか、というのは文字通り自らの人生を大きく左右します。

目標を達成できるか、達成できないか、それによって、あなたの人生が決まる、と言っても過言ではないでしょう。

私は普段、医学部合格を目指す受験生に、マンツーマンで数学を教えています。将来医師を目指す受験生にとって、医学部合格は必ず達成すべき目標です。そんな「合格」という大きな目標を達成するためのサポートを長年続けてきました。

また私自身も一経営者として、自らの事業や人生全体の目標を設定し、達成のために日々動き続けています。

また一方、私は数学の専門家でもあります。
目標達成とは、論理です。システムです。ロジックです。
決して感覚的にや(直感は大切ですが)、行き当たりばったりで達成できるものではありません。

そんな数学家であり、医学部合格の指導をする経営者である私が目標達成の重要性を、お伝えしたいと思います。

1.目標を達成するための原則

1-1.自分の本当の望み、やりたいことを知る
1-2.「本当に達成できる」と信じられる目標しか達成できない
1-3.はっきりとした目標を「決める」ことが重要
1-4.その目標は、自分にとって価値があるか
1-5.目標達成のためには、その過程も必要

2.目標を達成できない原因

2-1.目標達成のための計画がない
2-2.達成不可能な目標を目指している
2-3.自分にとって価値のない目標を設定している
2-4.これまでの経験や能力のなさを言い訳にする
2-5.すぐに目標達成を諦めてしまう

3.目標を達成するための実際の行動

3-1.自分が望んでいるものをリスト化する
3-2.自分の目標を明確化する
3-3.目標に期限を入れる
3-4.目標同士の関連性や、順序を整理する
3-5.目標リストを常に見る習慣をつける
3-6.達成しやすいものから達成し、「できる」という自信をつける
3-7.目標リストを定期的に見直し、調整する

1.目標を達成するための原則

目標を達成するためには、それ相応のルールがあります。ルールを知らずして、勝利することは不可能です。

まず、そのルールから見ていきましょう。

1-1.自分の本当の望み、やりたいことを知る

目標以前に、「自分は何を欲し、何を望んでいるのか」を知らなければいけません。
聞くとごく当たり前のことですが、多くの人は意外とできていないように思います。

それは、不十分な望みであったり、目先のことだったり、誰かから植え付けられたものであったり、表面上だけのものになってしまっていないでしょうか。

本当の意味で目標達成のスタートは、とことんまで自分と向き合って、「自分は本当はどうしたいのか」を見つめ続けることから始まります。

あなた自身が望むことでしか、あなたの目標は設定できません。
それが例え外部から与えられた目標であったとしても、その目標をあなたの中で十分消化し、あなた自身がその達成を望むレベルにまで落とし込まないと、本当の意味での目標達成は難しいでしょう。

1-2.「本当に達成できる」と信じられる目標しか達成できない

設定した目標は、本当にあなたが達成できるものですか?

どう考えても自分には不可能だ、という目標は、変えた方が良いかもしれません。
なぜなら、あなた自身が達成を疑うような目標に対し、あなたが全力を出し切ることは難しいからです。

ただし勘違いしないでいただきたいのは、だからといって「たやすく達成できる目標を設定しましょう」ということではありません。
目標は可能な限り高く設定すべきです。
大事なのは、その高い目標に対し、「今すぐには到達できないが、全力で努力することによって必ず達成できる」と心から信じられるかどうか、ということです。

その答えがYESなら、その目標はあなたにとって素晴らしい目標です。

1-3.はっきりとした目標を「決める」ことが重要

当たり前ですが、目標を「決め」なければ、目標達成はありえません。
重要なのは、まず「決める」ことです。

そして目標は、可能な限り明確・具体的である方がよいです。

基準としては、あなたの立てた目標が、誰が見ても同じ解釈ができることが重要です。

たとえば、
・来年の入試でA大学に合格する。
・年間の売上1億円を達成する。
・1カ月後までに、腕立て伏せが20回できるようになる。
といったものです。
これらの目標は、誰が見ても聞いても、解釈はひと通りしかないでしょう。

逆にマズいのは、
・勉強を頑張って、苦手な数学を得意にする。
・経済的に豊かになる。
・細マッチョを目指す。
といったものです。
これらは目標があいまいなため、行動しようという意欲が湧きにくくなります。

また、新しい家に引っ越したいのであれば、間取り・立地などをなるべく具体的にイメージするとよいでしょう。その目標は叶いやすくなるはずです。

1-4.その目標は、自分にとって価値があるか

「1-1.自分の本当の望み、やりたいことを知る」でも触れましたが、設定した目標は、あくまで自分が設定したものである必要があります。

あるいは、たとえ誰かから与えられた目標であっても、それが確実にあなた自身のものになっており、その達成があなたにとっても十分に価値があると感じられるものである必要があります。

もしかしたら、あなたが設定している目標は、誰かの「借り物」である可能性があります。
「誰かのために」という気持ちは大事ですが、あなた自身が本当にその目標に価値を感じていないのであれば、達成は難しいでしょう。

ここは非常に重要なポイントです。
「その目標は、本当に自分にとって価値があるだろうか?」
これをもう一度自分に問い直してください。

何の迷いもなくYESと言えれば、それはあなた自身の目標です。
もし違和感があるのなら、その目標と自分の関係をもう一度見つめ直し、必要ならば変更したり、目標から除外することを考えた方がよいかもしれません。

1-5.目標達成のためには、過程も必要

当たり前ですが、目標を設定したからといって、すぐに達成できるわけではありません。
目標が高いものであればあるほど、その達成のために多くの時間と努力が必要です。

ただ、そこは心配しなくて結構です。
あなたにとっての「真の目標」であれば、その過程は日々正しい道を辿れるでしょう。

とはいえ、途中うまくいかないことや、予想外の事態が発生することもあるでしょう。
人間ですので、気持ちの浮き沈みもおそらく出てくると思います。
大事なのは、日々目標の達成に向かって一歩ずつ進んでいくことです。
歩を進めれば、あなたは間違いなく目標達成へと近づいているのです。

たとえ、遠回りに感じられることがあったとしても、目標さえ見失わずに行動を続けていれば、あなたはいずれ目標に達成することになるでしょう。

2.目標を達成できない原因

「1.」では、目標を達成するために重要なことを述べました。
「2.」では、逆にどんな場合に目標達成がかなわないのかについて見てみましょう。

2-1.目標達成のための計画がない

先ほど、真の目標を見失わなければ、いずれ達成できると述べました。
とはいえ、やみくもに無計画に動くのでは、効率は悪くなります。
特に、目標に期限を設けた場合、期限までに達成するためには、
計画が必要になります。

先の例でいうと、「A大学に合格する」という目標のために、必要な学習スケジュールが必要になってきます。
年間1億円の売上を達成するために、構成配分や月ごとの売上目標などが当然必要になってきます。

可能であれば、スモールステップを辿れるような計画が望ましいでしょう。
また、「計画の奴隷」にならないよう、必要であれば適宜修正することも念頭に置いておきたいです。

2-2.達成不可能な目標を目指している

たとえば、40歳の男性が「来年のプロ野球のドラフト会議で指名される」という
目標を立てたとしましょう。
この達成を自身で100%信じる時点でかなり難しいですが、仮に信じられたとしても
やはりこの実現はまず不可能です。

大抵の場合は、自分で達成を信じた目標は実現されるのですが、
明らかに現実的に難しいものもあります。
このような場合は、やはり目標達成は困難でしょう。

2-3.自分にとって価値のない目標を設定している

「2-2.」よりも厄介なのがこちらです。
つまり、「1-4.その目標は、自分にとって価値があるか」で触れたような、設定した目標が、「自分が本当は心からは望んでない目標」あるいは「(本人は自分が設定したと思っていても)実は周りが設定した目標」だった場合、達成されないことがあります。

これは、本人自身がそのことに気付いていないことがあるので、余計に厄介です。

この場合、自分のエネルギーを100%その達成に向けて発揮できないため、その分達成の可能性が下がってくるわけです。

このような場合は、その目標が自分の腑に落ちるまで、自分とその目標を関係性を見つめなおす必要があります。
つまり、その目標が達成されたとき(あるいは、その目標達成を実現するまでの過程で)、自分にとってどんなメリットがあるか、考え直してみるのです。

そうすると、意外と気づかなかった良い点が見えてくるはずです。
そしてそれがあなたにとっても真の価値になったのなら、あとは行動するのみです。

2-4.これまでの経験や能力のなさを言い訳にする

目標が達成できない理由(本当は達成できていないのではなく、達成の過程にいるだけなのですが)を、自分の能力や経験の欠如に結びつけてしまうケースです。

言い訳をしてしまうと、もうそこから先には進めなくなります。
当然、目標達成は実現されません。

こんなときは、「目標達成を目指す過程で、これまでなかった能力が身につき、多くの経験もできた。今後も行動を続けていけば、より能力と経験が身につき、さらに目標を達成するのに相応しい人間になっているはずだ」と思うと良いでしょう。(それは事実です)
きっと、次の瞬間、もう動けているはずです。

2-5.すぐに目標達成を諦めてしまう

目標が高い場合(これ自体は素晴らしいことです)、その過程で挫折してしまうこともあるかもしれません。
人間ですので気持ちの浮き沈みはあります。「もうやめておこうかな」と思ってしまうこともあるかもしれません。

そんな時の解決策も、基本的には「2-4.」と同じです。
あるいは、「1-5.」で述べたことを思い出してもいいでしょう。

決して諦めてはいけません。
あなたにとって本当に価値がある目標なら、あなたはその達成まで行動し続けることを選択するべきです。

3.目標を達成するための実際の行動

ここではより具体的に、目標を達成するための実際の行動を見ていきましょう。

3-1.自分が望んでいるものをリスト化する

自分が本当に望んでいること、本当に欲しいものを文字としてリスト化します。
繰り返しになりますが、「借り物」や「うわべだけ」の目標は避けましょう。

また、「目標は分散しないように、少ない方が良い」という人もいますが、
私の個人的な考えでは、多くても良いと思います。
ただその場合、「3-5.」で述べるように、常に目標に触れておく必要があります。

3-2.自分の目標を明確化する

これは、「本当に望んでいるか」のチェックと、「明確・具体的であるか」ということです。それのみが、本当に意味での達成すべき目標になりえます。

3-3.目標に期限を入れる

これは、自分自身により切迫感を与えるためです。

「いつ達成しても良い目標」よりも、「半年後に達成すべき目標」の方が
達成しやすくなるのは、説明するまでもなく明らかだと思います。

また、できればあまり遠すぎない方が、身が入って良いでしょう。

期間をいつにすればいいのか見当がつかないような場合は、とりあえず設定するので十分です。達成に向けて動いていく中で、より目標に近づいてきたときに、改めて期限を設定しなおしてもよいでしょう。大事なのは、「期限を設定する」ということです。

3-4.目標同士の関連性や、順序を整理する

数ある目標の中には、順番が必要なものもあるでしょう。その場合は、「3-3.目標に期限を入れる」と並行して、目標同士の関連性や順番を整理しましょう。

また、優先度も目標よって異なってくるはずです。(相対的に、「必ず達成する目標」と「できれば達成したい目標」とが分かれることもあるでしょう。)ですので、A・B・Cなどで、優先度も設定しておくと良いでしょう。

3-5.目標リストを常に見る習慣をつける

これは非常に重要です。

一度決めた目標は、いくら自分が気合を入れて設定したとはいえ、日々の活動の中でどうしても薄れていってしまいます。それはすなわち、向かう方向がぼやけることを意味するわけで、目標達成を目指したい我々にとっては致命的です。

ですので、目標をリストは常日頃目にするようにしましょう。頻度ですが、できれば毎日、少なくても1週間に1回は見るようにしておきたいです。

常に自分の向かう方向を見失わないよう、この項目はとても大切です。

3-6.達成しやすいものから達成し、「できる」という自信をつける

途中での挫折を防ぐ良い方法は、「達成した目標」を増やすことです。それによって自分に自信がつき、より高い目標が目指しやすくなります。

設定した目標に向かって日々行動していれば、必ず達成した目標は増えていきます。そのスパイラルが、より次の目標達成を容易にしてくれるでしょう。

3-7.目標リストを定期的に見直し、調整する

目標リストは、「一度作って終わり」ではありません。日々自分の価値観は変化していくし、周りの状況や環境も変わっていきます。

その中で、新たな目標が生まれることもあるでしょう。その時は、ぜひ新たに目標リストに加えてあげてください。

また逆に、昔は達成したかった目標が、自身の変化や環境の変化により、それほど重要なものではなくなることも十分起こりえます。その時は、どうぞリストから削除してください。

自分にとって違和感がある目標を目指すことが効果的でないことは、再三述べてきました。自分にとって不要になった目標は、何の未練もなく捨てていただいて結構です。

「今まさに自分にとって価値がある」目標だけを設定し、その達成に向けて全力で行動することが重要です。そして、状況は変化します。常にベストな自分でいることが重要です。

いかがでしょうか?「あ、なんか自分にも目標が達成できそう」と思われたのではないでしょうか?

あとは行動するのみです。「知る」ことと「やる」ことの間には雲泥の差があります。
ぜひ、行動していただけたらと思います。

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鈴木伸介へのお問い合わせ

可能性を広げる数学家。

医学部合格を果たしたい受験生に数学マンツーマン指導を行う会社を経営するほか、社会人向けに数学的思考を広める活動を行う。

すべてのビジネスパーソンに必要な論理力・思考力・推測力・推敲力・論証力は、数学によってトレーニングでき、社会人こそ数学の学習が有効だと考える。自身初の著書『もう一度解いてみる 入試数学』(すばる舎)は、文系の人にも数学がわかりやすいと好評を得ている。

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